Lenovo ideapad s210上のDebian wheezyで無線LANを使えるようにするには
必要な作業は多くないけど、日本語の情報もないので備忘録程度に書いておきます。
症状
無線LANデバイスの型番を調べる
なにはともあれ、とりあえず必要な情報を集めます。
端末上で
$ lspci
と入力すると、PCIにつながっているデバイスがぞろぞろと出てきます。その中に02:00.0 Network controller: Atheros Communications Inc. AR9565 Wireless Network Adapter (rev 01)
という記述を発見。どうもこれっぽい。
※一般に、無線LANデバイスにはPCI接続するもの以外に、USB接続するもの、PCカード接続するものなどがあり、特にノートPCではどれであるかを見分けるのが難しいです。PCIにつながっているデバイスにそれっぽいものがない場合はUSB接続されている場合などがありえます。
HowToIdentifyADevice/PCI - Debian Wiki
HowToIdentifyADevice/USB - Debian Wiki
などでそれっぽいデバイスがないかどうか調べましょう。どれにもない場合、そもそもOSがデバイスの存在を認識していない可能性があります。その場合は多分結構大変です。頑張ってください。
ググる
とりあえず無線LANデバイスの型番がAtheros AR9565であることはわかったので適当にググります。
すると、
Debian User Forums • View topic - [SOLVED] Getting Atheros AR9565 wireless to work
要は「Atheros AR9565を動くようにしたい」という内容で、症状もほぼ同じです。
どうやらLinuxカーネルを新しいものにするとデバイスドライバが入って使えるようになるよ、という話らしい。
Linux kernelのバックポート
DebianはLinux Kernalがメジャーアップデートされてもそれに追随せず、今入っているバージョンのマイナーアップデートとバグフィックスが適用されるだけなので、新しいバージョンを入れるためには少し作業が必要になる。
リポジトリの追加
/etc/apt/sources.listに次の行を追加する。(管理者権限が必要)
deb http://dennou-k.gfd-dennou.org/debian/ wheezy-backports main
(http://dennou-k.gfd-dennou.org/
は自分の使っているミラーサーバーに変えたほうが良い)
さらに、端末上で、
$ sudo aptitude update
$ sudo aptitude -s install linux-image-3.11-0.bpo.2-amd64
としてやると新しいカーネルがインストールされる。このとき、依存関係の問題でなにか質問されるので、一回目はn、二回目はyと答えると正しくインストールされたはず。
このあと再起動してやればちゃんと無線LANに接続できます。
参考文献
Debian User Forums • View topic - [SOLVED] Getting Atheros AR9565 wireless to work
ブラウザ上でBrainf*ckを実行・デバッグできるサービスを作りました.
デバッグモードをONにして,「1ステップの実行時間」を0より大きい値にするとプログラム実行中のメモリの様子や今どこを実行しているかがリアルタイムでわかります.コード中に@があると,そこでプログラムが一時停止するので,簡易的なブレークポイントとして使えます.「追跡するメモリのサイズ」で先頭から何バイト目までトレースさせるかを調節できます.あまり大きくすると実行が遅くなります.
デバッグモードがONで「1ステップの実行時間」が0だと@に到達するまでの状態は表示されませんが,高速に実行されます.
デバッグモードをOFFにすると@を無視して最後まで実行します.
「入力の形式」はテキストエリアに入力した文字列をそのまま入力として扱うか16進数のデータ列とみなすかを選択できます.16進数を選択するとキーボードからは入力できないデータも入力として与えることができます.
このインタプリタは特に最適化などは施していないのであまり速くありません.とてもたくさんのステップ数のかかるプログラムを入れると固まります.それから,括弧の対応がおかしい場合も無限ループにはまって固まるかもしれません.
これでみなさんも快適にBrainf*ckプログラミングを楽しみましょう!
実用Brainf*ckプログラミング
高校生の頃にBrainf*ckでFibonacci数を計算して表示するプログラムを書いて以来,何度かBrainf*ckのコードを書く機会があった.受験生の頃には,受験勉強をするふりをしてHanoiの塔を解くBrainf*ckのコードを書いた.
京大生になってKMCに入って,いろいろな面白いことをしている人はいたけど,Brainf*ckのコードを書く人は見当たらなかったので,自分の持っているテクニックをまとめてみたら面白いのではと思って,KMC内で「実用Brainf*ckプログラミング入門編」という内容でBrainf*ckの初歩的な内容を発表したら,わりとウケたので入門編だけでなく全編作ることにした.
projectpn - brainf*ckでbrainf*ckインタプリタ
とかはこのために書いたもので,今のところ初級編で扱う予定.
一応Brainf*ckである程度のプログラムが書けるくらいには網羅的に様々なトピックを取り扱いたいと思っているが,一人で書いているので色々と抜け落ちていそう.